先日全米図書賞を受賞された柳美里さんの「JR上野駅公園口」(河出書房新社)の日本語版の表紙に、私の作品を使用して頂いています。
デザイナーの鈴木成一さんからお声がけ頂き、初めて本の装丁に自分の作品が使われ嬉しかったことを思い出します。
柳美里さん、関係者の皆さま、心よりお祝い申し上げます。
このようなご時世の中でとても嬉しいニュースでした。
SNOW SUITES GIGUE #8
先日全米図書賞を受賞された柳美里さんの「JR上野駅公園口」(河出書房新社)の日本語版の表紙に、私の作品を使用して頂いています。
デザイナーの鈴木成一さんからお声がけ頂き、初めて本の装丁に自分の作品が使われ嬉しかったことを思い出します。
柳美里さん、関係者の皆さま、心よりお祝い申し上げます。
このようなご時世の中でとても嬉しいニュースでした。
SNOW SUITES GIGUE #8
栃木県にある足利市立美術館で開催されるグループ展に参加します。
私は新作を11点展示予定です。
会期:2020年8月25日(火)~11月3日(火・祝)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:月曜日(ただし9月21日は開館)、9月23日(水)
観覧料:一般710(560)円、高校・大学生500(400)円、中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金*各種障がい者手帳をご提示の方とその付添者1名は無料となります。*「あしかがいきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料です(住所・年齢を証明できるものをご提示ください)*第3日曜日「家庭の日」(9月20日、10月18日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家族は無料となります。
主催:足利市立美術館
協力:GALLERYエクリュの森、GALLERY SIDE 2、Third Gallery Aya、タカ・イシイギャラリー、PGI、公益財団法人 足利市みどりと文化・スポーツ財団
出品作家:石内都、大塚勉、今道子、髙﨑紗弥香、田附勝、中村綾緒、野口里佳、野村恵子
命の輝きはいかにもたらされるのか。その源を探ることは、芸術が普遍的に追い求めてきた主題の一つといえるものです。限りある時の中で輝く命のあり方として表される幾多の色あいや形、光と闇は、日常の中に息づく「生」と「死」を浮かび上がらせます。そして、世界を覆う災禍に見舞われ、従来の死生観が根底から問われている現在にあって、命の様々なあり方を伝える芸術が、より強く求められています。
現実の姿をあらわにする写真においても、多様な視座や手法をもって、死生観や命の姿が、長い歴史の中で表わされてきました。8名の現代写真家によって開催される本展は、「皮膚」をテーマにそれぞれの眼差しのもと、命に迫ります。
命の輝きはいかにもたらされるのか。その源を探ることは、芸術が普遍的に追い求めてきた主題の一つといえるものです。限りある時の中で輝く命のあり方として表される幾多の色あいや形、光と闇は、日常の中に息づく「生」と「死」を浮かび上がらせます。そして、世界を覆う災禍に見舞われ、従来の死生観が根底から問われている現在にあって、命の様々なあり方を伝える芸術が、より強く求められています。
現実の姿をあらわにする写真においても、多様な視座や手法をもって、死生観や命の姿が、長い歴史の中で表わされてきました。8名の現代写真家によって開催される本展は、「皮膚」をテーマにそれぞれの眼差しのもと、命に迫ります。
「皮膚」は、人の存在そのものを包んで成り立たせる役割を担っています。私たちは「皮膚」を通して、他者や光景の中に宿る無数の命と、生涯を通じ呼応し続けています。そうした実感の中で撮られる写真もまた、一枚一枚が「皮膚」のように世界と接し、「死」と「生」をつらぬく命の姿が、瞬く光の中に写し出されるのです。
【関連プログラム】*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止および内容の変更をさせていただく場合があります。どうぞご了承ください。
■講演会とギャラリートーク「日本の現代写真をめぐって」
10月3日(土)14時〜16時
出演:飯沢耕太郎(写真評論家)
多目的ホールおよび展示室
定員:60名 要事前予約
参加費:無料(高校生以上は要当日観覧券)
■トークイベント「発光する命、皮膚としての写真」
出演:岸田将幸(詩人)、篠原誠司(本展担当学芸委員)、鶴岡真弓(多摩美術大学芸術人類学研究所所長/多摩美術大学美術館館長※リモート出演)
10月24日(土) 14時〜16時
多目的ホール
定員:60名 要事前予約
参加費:無料
■写真ワークショップ「足利の古い街を歩く」
9月19日(土)10時〜16時(途中一時間休憩)
*午前野外で撮影、午後から多目的ホールで学芸員が講評
講師:当館学芸員
定員:12名
対象:中校生以上(保護者同伴の場合は小学生の参加可)
持ち物:デジタルカメラ
※上記に参加ご希望の方は電話(0284-43-3131)でお申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。
※展覧会観覧の場合は観覧券(高校生以上)が必要となります。
■学芸員によるギャラリートーク
9月11日(土)、11月1日(日)、各日午14時〜15時
展示室にて行います。予約不要です。
開始時刻に美術館受付にお集まりください。
※参加ご希望の方は当日午後2時に美術館入口受付までお集まりください。
※参加は無料ですが、観覧券(高校生以上)が必要です。
■当館学芸員による鑑賞ワークショップ
9月20日(日)、10月18日、各日午14時〜15時
展示室にて行います。予約不要です。
開始時刻に美術館受付にお集まりください。
※ 参加ご希望の方は当日午後2時に美術館入口受付までお集まりください。
※ 参加は無料ですが、観覧券(高校生以上)が必要です。
対象:小学生~一般
定員:15名
■来館者のみなさまへのお願い
足利市立美術館では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を予防するため、ご来館のみなさまに以下のお願いをしております。
・マスクの着用(マスクをお持ちでない方は、ハンカチやティッシュなどで口をしっかり覆う「咳エチケット」をお願いしております)
・来館者記録用紙への記入(当館で感染が確認された場合に備えるものです)
・手指の消毒
・対人距離の確保
・館内の環境保持のため入場制限等をさせていただく場合があります。
・発熱や体調不良等の風邪症状があるお客様は、入館をご遠慮願います。
■足利市立美術館での取り組み
・展示室内が過度に混みあわないよう、入場制限等をさせていただく場合があります。
・入口等にアルコール消毒液を設置しておりますのでご利用ください。
・館内スタッフはマスクを着用させていただいております。
・受付にお並びの際に、前の方との間隔を2m程度空けていただくための「足跡シール」を設置しております。
・受付には、飛沫防止パーテーションを設置しております。
・館内で貸し出ししている鉛筆はバインダー等はその都度消毒いたします。
・図書コーナー等、一部お入りいただけないエリアがございます。
なお、今後の状況によっては制限を解除することが見込まれます。今後のことにつきましてはホームページ等でご確認ください。
青山のスパイラルで開催されるグループ展に参加します。
私は2点展示予定です。
Conversations展 VI Fact x/1 この日々、そしてこれから
【期間】2020年8月29日(土)- 9月6日(日)11-19時:受付対応時間(13-17時)
【会場】東京都港区南青山5-6-23 スパイラルガーデン スパイラル1F
【参加作家】(敬称略・あいうえお順)
明田一久、安部大雅、遠藤章子、大隅秀雄、太田宗平、大森梨紗子、岡部稔、川合朋郎、河本蓮大朗、今野絢、作間敏宏、白砂勝敏、髙﨑紗弥香、高松明日香、田中毅、長友由紀、長野順子、松本力、横井山泰、李元淑
【観覧方法】
・観覧時間11-19時(一部予約制)
・予約対応時間13-17時 この時間帯は予約の方を優先いたします。 お申し込みはGALLERYエクリュの森 info@ecru-no-mori.jpまで
・予約制をとりますが、未予約の方も以下の注意を遵守して頂いた上、会場の状況に応じて入場可能です。(会場滞在人数(最大数40人の調整を行いますので、場合によってはお待たせしたり、ご入場できない可能性があります。13-17時は予約の方を優先します。ご理解ください。)
表参道のスパイラルガーデンにおけるConversations展も今年で6回目を迎えます。この間、作品と鑑賞者、鑑賞者自身、作家と鑑賞者、鑑賞者同士、作家同士、作品同士に生じるConversationsを主眼にした展示を行ってまいりました。今年のConversationsはその主旨を踏まえた上で、2020年7月に静岡県三島市のGALLERYエクリュの森で行われた作家20人による作品をベースに開催いたします。
出品作は新型ウイルスによる自粛生活が始まった今年2月から現在に至る期間に制作されたものです。この日々を作家たちはどう過ごし、何を表現しているか?一つの共通した環境、事実= Factをもとにそれぞれの事実を生み出している様子をジャーナルのように差し出していくことで、ご来場くださる方々の各自の事実に改めて向き合う機会になればと願っています。サブタイトルのFact x/1のxにはつくる人だけでなく観る人も含まれます。いまその事実の只中にいる私たちに向けて、そして数年後、数十年後、この2020年の特別な事実を世界中の人が共有したことを振り返る未来の私たちに向けて届いてゆく展示になればと思います。
【内容】
2020年2月以降に作家が表現したもの、あるいは関係したことについての展示となります。ジャーナルの要素の強い展覧会で、それぞれの記録として、作品あるいは関連物(記録写真、動画、書籍等)を展示し、販売可能、非売のものが混在する展示となります。また観覧方法も現況を鑑みて、特殊な方法になることをご理解ください。来場くださる方には、最大限の感染予防対策にご協力をお願いすることになります。なお来場できない方のために、会場の様子を会期前半に撮影し(協力ナンブトモノリ氏/namgrafik)WEBで公開します。またリモートによるギャラリートークを行い一つの観覧のアプローチとして会話、対話を通してConversations展を体験して頂けるようにします。なお今回は、前出の映像制作者ナンブトモノリ氏と、当ギャラリー経由でプライベートコレクションを形成しながら、シンクタンクにおいて文化、デザイン経営等の調査研究を実施している薮本沙織氏にアーカイヴを担当して戴きます。薮本氏にはギャラリートークのファシリテーター、記録物の作成などの協力を頂きます。
[観覧にあたっての注意]
・発熱や風邪症状(咳や喉の痛み、頭痛 など)がある方、体調のすぐれない方はご来場をご遠慮頂けますようお願い致します。
・入り口で手指の消毒を行い、マスク着用をお願いします。
・万一に備えて、ご連絡先を連絡先カードにご記入ください。必要に応じて、保健所等の公的機関に提供させて頂く場合がございます。
・ソーシャルディスタンシングを保って観覧ください。
[リモート観覧について]
・会場にいらっしゃれない方に向けて、ギャラリーサイドがカメラを動かしながら観覧するリモート観覧を数回予定しています。担当は藪本沙織氏と田村燿子です。(詳細日程は後日)
・会場に多くの方が集まることを回避するため、リモートギャラリートークを行う予定です。藪本沙織氏×作家 (詳細日程は後日)
[作品のご購入について]
・会場でのクレジットカードでの購入に加えてリモートの対応も可能です。まず、09051151687へお電話してください。リモートの方法をご相談の上決定し、ご説明申し上げます。
・L I N E (詳細はお電話にて)
・Zoom(詳細はお電話にて)
・facetime(詳細はお電話にて)
[作品購入について] クレジットカードでのご購入を基本とします。現金の方はお振込の確認ができた時点でご購入の最終決定となります。作品が販売済みでないかをお電話等でご確認の上お振込みください。ご不便をおかけしますが、ご理解ください。
【主催】GALLERYエクリュの森
【会場協力】株式会社ワコールアートセンター
【アーカイヴ協力】薮本沙織氏/ ナンブトモノリ氏(namgrafik)
【ディレクション】田村燿子(GALLERYエクリュの森)
本日、「PHOTO MUSEUM 沈黙の海へ works by Sayaka Takasaki」が、静かにオープンしました。
2017年の年末にスタートしたこのプロジェクトが、この春一つの節目を迎えました。
館主の小川さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
これからも感謝の気持ちと共に、日々制作に励みます。
また観覧を楽しみにして下さった皆さま、この状況が落ち着いたらぜひ見に来て頂ければと思います。
この場所が日々の暮らしの中での余白となるような、心が穏やかになる場となれば幸いです。
皆さま、体調などお気をつけてお過ごしください。
「PHOTO MUSEUM 沈黙の海へ works by SayakaTakasaki」のオープンは4月13日(月)ですが、これは一つの節目として、です。
特に式典などは行いません。静けさを体感してもらう場所なので静かにはじめよう、と以前から話し合いの中で決めていました。
このようなご時世なので、観覧は状況が落ち着いてからということになります。
完全予約制の場所ですので(1組1時間の入れ替え制)今、ご予約を入れて下さった方には観覧が始まる時、優先的にお日にちを決めて頂けるようにしたいと考えています。その場合はMUSEUMページからご予約下さい。(GALLERYエクリュの森で対応してくれます)
オープンを楽しみにして下さった皆さま、もうしばらくお待ち下さい。
常設される場所なので、オープン時には気持ち良く見に来て頂けましたら幸いです。
この場所が静かに広がっていくと良いなと思います。
皆さまも、体調にはお気をつけて日々お過ごし下さい。
私設美術館の詳細を載せた『 MUSEUM 』ページを新しくHPに追加しました。
美術館の詳細や予約フォームもありますので、ぜひご覧下さい。
4月13日(月)にオープンの予定ですが、観覧は状況が落ち着いてから、など臨機応変に対応する予定です。常設される場所ですので、気持ちよく見て頂けるタイミングでと、考えています。
この場所が、静かに広がっていくと良いなと思います。
愛知県一宮市にオープンする私設美術館の名称は「PHOTO MUSEUM 沈黙の海へ works by Sayaka Takasaki」に決まりました。
パンフレットや看板のデザインなど、思いがけないご褒美とも言える出来事があり、良い感じで進んでいます。本当に感謝するばかりです。
もうすぐこのHPや、GALLERYエクリュの森のHPに美術館の詳細(完全予約制となりますのでご予約方法など)を載せていきます。
今の現状を考えると、どうなるかわかりませんが、4月中旬にオープンする予定ではあります。ただ、ずっと常設される場所なので、焦らずみんなで相談していこうと思っています。
ART NAGOYA 2020 にお越し頂いた皆さま、GALLERYエクリュの森ブースで作品を見て頂きありがとうございました。
先日、愛知県一宮市にオープンする私設美術館のライティングに行ってきました。
昨年末に選んだライトが美しく、作品がとても綺麗に見えます。
全ての作品が並ぶと、自分の作品とは思えない何とも不思議な気持ちになりました。
これからエントランスホールにプロジェクターやスピーカーの設置、そして看板やパンフレットのデザインなど、細部の作業に入っていきます。
そしてオープンが4月中旬に前倒しすることになりました。
またお知らせしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ART NAGOYA 2020に、GALLERYエクリュの森(room #930)から参加します。
新作を3点ほど展示予定です。
名古屋方面にお越しの際は、ぜひお立寄り下さい。
2/14(金・プレビュー ※招待者、プレスのみ)~ 2/16(日)まで在廊予定です。
開催日時:
2020年2月15日(土) 11:00~19:00
2020年2月16日(日) 11:00~18:00
プレビュー 2020年2月14日(金) 13:00~19:30
※招待者、プレスのみ入場可能です。
作家:
久米 圭子(彫金)
榊貴美(絵画)
髙﨑紗弥香(写真)
高松明日香(絵画)
長友由紀(染色)
会場 ホテルナゴヤキャッスル 9F フロア
ギャラリーroom #930
〒451-8551 名古屋市西区樋の口町3-19
TEL:052-521-2121
※公共交通機関のご利用をお勧めします。(access)
出展ブース数 26
入場料 1,000円(一般公開日1日間有効/ホテル内割引有り)
"呼応する星 #37" Photograph / 2019 / ed15 / H508×W610 mm
愛知県一宮市にオープンする私設美術館に設置するライトを決めるため、現場まで行ってきました。
普段はギャラリー等で展示する機会が多いので、その場に設置してあるライトで作品のライティングをします。
ですが、今回は建物自体から建てているので、作品に合わせてライトを選ぶことになりました。
候補になったライトをメーカーさんのショールームに見に行き、レンタルして現場で試させて頂きました。
満場一致で、素敵なライトが決まりました。真っ白な空間に白系のライトなので、作品がとても綺麗に見え嬉しくなりました。
来月にはライトが届くので、また現場に行きライティングを完成させ、パンフレットなどに使用する写真の撮影をします。
コレクターさんの心意気が凄く、私も感謝の気持ちと共にこれからますます頑張ろうと、現場に行くたびに思います。
いつも私の活動をサポートして下さるギャラリーや、自分事のように一緒に動いて下さるアート好きな方々、たくさんの人の協力があって、ひとつずつ完成に近づいています。
愛知県一宮市に建設中の私設美術館の建物が完成し、作品の設置に行ってきました。
外から見るとシンプルで倉庫のような建物ですが、中に入ると真っ白な空間に、凛とした空気が流れていました。
エントランスにも新作を展示できるように、と展示スペースがあり、右側のスペースには写真集「沈黙の海へ」の全13点を常設展示しました。ライティングなどはこれからライトを選び、セッティングしていきます。建物の周りには、来春にかけてコレクターさんご自身がお庭を作っていきます。どんな全体像になるのか想像がつかないので、今からとても楽しみです。
「沈黙の海へ」は13点しかないシリーズですが、全て大きなサイズで一同に見るのは私自身初めてだったので、新鮮な気持ちで自分の作品を見ることが出来ました。制作してからだいぶ時間が経ったからなのか、自分の作品ではないような不思議な気持ちになりました。
これからまだまだ細い作業が残っていますが、まずは作品が入った空間をみて、ホッとしたのと同時に胸がいっぱいになりました。一人でも多くの人に見て頂けましたら嬉しいです。
来年の新緑の頃、オープン予定です。
また進捗状況をお知らせしていきます。
真ん中の黒い作品は漆を扱う岩田俊彦さんの作品で、正面から見ると螺鈿細工がキラキラと光るとても美しい作品です。空間が引き締まります。
愛知県一宮市に建つ私設美術館のお話です。
2月の地鎮祭から早3ヶ月、先日棟上げが無事行われました。
地鎮祭の時から胸がいっぱいでしたが、実際に建物が建ってくると、ますます実感が湧いてきました。
2016年の秋に写真集「沈黙の海へ」を出版してから、このプロジェクトがスタートしたのが、2017年の冬。それから打ち合わせを重ね、ここまであっと言う間に月日が流れていきました。
私はずっと「静けさ」をテーマに作品制作を続けてきました。自分の作品を展示し、作品を見た人が静けさを体感できるようなスペースがいつか出来たらと思っていました。それは、選択する間も無く様々な情報が入ってくる現代を生きる中で、時に流され疲れてしまう自分にとっても、静けさが必要だからでした。日々の生活の中で余白となるような空間があれば、それを必要とする人は自分の他にもいるのではないか、と感じていました。
それを「沈黙の海へプロジェクト」として、GALLERYエクリュの森と共に歩んできました。
その話に共感した、以前からの私の作品のコレクターさんが、では第一号は私が作りましょうと名乗りをあげて下さったことで、このプロジェクトが進み始めました。本当に一人の作家として夢のようなお話で、感謝の気持ちしかありません。その後も様々な人の協力があり、無事棟上げまで進みました。自分の作品専用の展示場所ができる、それは幸せな事でもあり、身が引き締まることでもあります。これからも作品制作に全身全霊をかけていきたいと改めて思いました。
順調に進めば秋頃に建物が完成し、2020年の春頃から予約制で観覧が開始される予定です。
この建物には写真集「沈黙の海へ」の全作品(13点)が大きなサイズで常設展示されます。
また進捗状況などお知らせしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
三島にあるGALLERYエクリュの森での個展「DELIGHT」が昨日終了いたしました。
会期中はたくさんの方にお越し頂きありがとうございました。
引き続き6/8(土)まで予約制でご覧頂けますので、ご興味のある方はギャラリーまでお問い合わせください。
今回は写真作品2点、映像作品1点を展示しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
「DELIGHT」
昨年の夏、田子の浦(海抜0m)から富士山山頂(3776m)まで、富士山最古の道と言われる村山古道を歩きました。古来から山は御神体であり、昔の人は海で禊をしてから富士山の中に入っていきました。私も古道を歩くのならそうしたいと思い、田子の浦の海に手を浸し歩きはじめました。
山頂に辿りつきご来光が上がると、あたり一面が黄金の光に包まれました。美しい光の中で、自分の内側に静けさが広がり、心の奥底から満たされるのを感じました。選択する間もなく情報が入ってくる現代に、どれほどの余白や静けさがあるのでしょうか。私にとって静けさは生きるために必要であり、救いでもありました。
鑑賞者の皆さまにとって、日々の余白となるような空間であれば幸いです。
※正面壁は5分間のインターバルを挟んで、10分間の映像作品が流れます。
髙﨑 紗弥香 展「DELIGHT」
会期:開催中〜6/8(土)まで予約制でご覧頂けます ※ギャラリーへ事前にご予約ください
休廊日:日、月曜日
開場時間:11:00-17:00
会場・企画:GALLERYエクリュの森
〒411-0035 静岡県三島市大宮町2-16-21伸和ビル1階
TEL&FAX:055-976-2320(11:00-17:00 日・月定休日)
E-mail: info@ecru-no-mori.jp
三島にあるGALLERYエクリュの森にて個展を行います。
昨年の「DISTANCE」に続き、今年も富士山の新作を展示いたします。
今回は写真作品2点、映像作品1点の構成予定です。
お近くにお越しの際はぜひお立寄り下さい。
髙﨑 紗弥香 展「DELIGHT」
会期:2019年5月10日(金) – 5月18日(土) ※会期終了後6/8(土)まで予約制
休廊日:日、月曜日
開場時間:11:00-17:00
会場・企画:GALLERYエクリュの森
〒411-0035 静岡県三島市大宮町2-16-21伸和ビル1階
TEL&FAX:055-976-2320(11:00-17:00 日・月定休日)
E-mail: info@ecru-no-mori.jp
在廊予定日は5月10日(金)、5月11日(土)、5月18日(土)です。
"DELIGHT #1" Photograph / 2019 / ed5 / H1043×W1460mm
SICF20周年記念イベント出演のお知らせです。
20秒ごとに変わる20枚のスライドを使った400秒のプレゼンテーションでお馴染みのPechaKucha。一夜限りで歴代のSICF受賞者が大集合!作品や活動について熱く語ります。
日時 2019年5月2日(木・祝) 19:00-22:00 入場無料
会場 CAY (スパイラルB1F)
MC
倉本美津留
出演者
石川佳奈(SICF19グランプリ)
(euglena)(SICF18準グランプリ、オーディエンス賞)
西尾佳織(鳥公園)(SICF18 PLAY 中村茜賞)
江頭誠(SICF17グランプリ)
MIWAKAKUTA(SICF17 栗栖良依賞)
神楽岡久美(SICF16グランプリ)
塩見友梨奈(SICF14グランプリ)
石野平四郎(SICF14準グランプリ)
髙﨑紗弥香(SICF13準グランプリ)
青山のスパイラルで開催されるグループ展に参加します。
私は新作を5点ほど展示予定です。
初日となる4月5日(金)の14時から30分程度のギャラリートークがあります。
ご来場お待ちしております。
*4/13(土)、14(日)は在廊予定です。
Conversations V
ー つくる人は内なる対話を重ねる。みる人は未知との対話を始める。共感と反発を繰り返しながら―
作品、つくる人、みる人、社会、そして空間…その中で生じる数えきれないカンヴァセーションズを意識するプロジェクト展示。
会期:2019年4月5日(金)ー14日(日) 会期中無休
11:00-20:00 入場無料
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅 B1、B3出口すぐ
参加作家:
田中毅(Tsuyoshi Tanaka)
河本蓮大朗(Rentaro Kawamoto)
杉山功(Isao Sugiyama)
髙﨑紗弥香(Sayaka Takasaki )
高松明日香(Asuka Takamatsu)
野口真愛(Mae Noguchi)
会場協力:株式会社ワコールアートセンター
主催:GALLERYエクリュの森 プロデュース
ディレクション:田村燿子
お問合せ先:GALLERYエクリュの森 055-976-2320 info@ecru-no-mori.jp
"a day #13" Photograph / 2019 / ed15 / H508×W610 mm
GALLERYエクリュの森(三島)で開催されるグループ展に参加します。
今回、写真と共に初めて映像作品も展示します。
お近くにお越しの際はぜひお立寄り下さい(最終日は在廊予定です)
「MIshima Contemporary Art show / MICA展」
会期:2019年3月5日(火) – 16日(土)
休廊日:日月休み
開場時間:11:00-17:00(最終日は16:00まで)
会場・企画:GALLERYエクリュの森
〒411-0035 静岡県三島市大宮町2-16-21伸和ビル1階
TEL&FAX:055-976-2320
E-mail: info@ecru-no-mori.jp
三島市近郊の方々に、そして市外・県外からやってくる観光客の方々に向けて国内外の秀逸な作品群をご紹介したく昨年よりGALLERYエクリュの森が企画している展覧会です。
三島において世界水準の作品群に出会って頂ける機会と捉えて頂けましたら幸いです。
いつの日か三島市で世界に発信できるアートの展覧会を行い世界中の人が三島を目指しやってくるように、そのようなアートイベントを何らかの形で執り行えるようになる事を視野に入れて開催しています。
第二回となる本展も、彫刻の海崎三郎、写真・映像の髙﨑紗弥香、絵画の高松明日香、染色の長友由紀と、多様な表現で国内外で人気と評価を合わせて獲得している作家達をご紹介いたします。
貴重なこの機会にぜひご来場ください。
“nothing #7” Photograph / 2019 / ed15 / H356×W279mm
“nothing” video / 2019 / 30min.
2017年の年末にスタートしたプロジェクトのお話ですが、ついに情報解禁となりました。
私の作品を専用で展示させて頂く私設美術館が愛知県に建つことになりました。
一人の作家として夢のようなお話であり、このことが決まった時点では本当に実現するのかどうか、まだ実感がありませんでした。
ただ、そのお話の前から、私をずっと支えて下さっているギャラリーのオーナーと、いつか自分の作品を常設展示した場を作りたいと話していました。けれど、それはもっと先の話だろうと思っていました。
打合せを重ね、色々なことが決まっていく内に、少しずつ夢が現実のものとなっていきました。
そしてつい先日地鎮祭が執り行われ、本当に建ち始めるのだなと実感しました。
今、改めて身が引き締まる思いでいっぱいです。
美術館を作ると決めてくださったある方との出会いにより、このプロジェクトはスタートしました。
その方をはじめ、関係者の皆さまには感謝しても感謝しきれません。
今の気持ちを常に忘れることなく、まずは目の前のことに一つずつ真摯に向き合っていきたいと思います。
また美術館についての情報は少しずつアップしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2020年の春、完成予定です。
表参道のスパイラル MINA-TOにて開催中のグループ展に参加しています。
私は新作を6点ほど展示しています。お近くにお越しの際はぜひお立寄り下さい。
MINA-TO では、季節ごとに旬のクリエイションを集めた企画展シリーズを定期的に開催しています。
「冬のこおり」展では、大寒と呼ばれる一年で最も寒いこの時期に春の訪れをこころまちに過ごす日々をテーマに、ペインティング、写真、オブジェなどのアート作品、そしてアクセサリーを取り揃えます。
凛とした表情の作品をぜひ日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
日程:2019年1月18日(金)-2月8日(金) 11:00-20:00
会場:MINA-TO (スパイラル1F)
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅 B1、B3出口すぐ
清流の国ぎふ芸術祭 ぎふ美術展で「THE NEW CONTINENT」が優秀賞を受賞しました。
受賞作品(小品11点)が岐阜県美術館で展示されますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。
展覧会会期:平成30年6月9日(土)~17日(日)
開館時間:10:00~18:00 (最終日は14:30まで)
休館日:6月11日(月)
入場料:無料
会場:岐阜県美術館(岐阜市宇佐4-1-22)
表彰式:平成30年6月9日(土) 午前10時〜 会場:岐阜県美術館
主催:岐阜県・岐阜県美術館、公益財団法人 岐阜県教育文化財団
THE NEW CONTINENT #1